住宅の結露対策にペアガラスや真空ガラススペーシアが必要となる理由とその環境について

結露対策研究室
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住宅のほとんどの窓は断熱仕様ではありません

木製建具から始まった窓 もともと住宅の窓は、「建具」と呼ばれる木製建具が始まりで、ガラスは一枚ガラスで2mm厚が標準仕様でした。

その後高度成長期、昭和36年頃にアメリカの技術が入ってきて鋼製建具アルミサッシが誕生しました。 隙間があり、水密性のなかった木製建具は大きく進化し、気密性能もあがりました。ここが開口部としての大きな躍進です。

但し、つい先日の1997年ころまでそのアルミサッシにはまっていたのは、通常の単板ガラス。 今度は、住まいの高性能化の進化で足りなくなった性能が、窓の断熱性能です。

住まいの断熱基準の推移

断熱基準の推移

住宅の快適性能の基準を表したものに、省エネ基準があります。 古い順に旧省エネ基準(昭和55年)、新省エネ基準(平成4年)がありますが、これらは、住宅の窓、開口部に関する断熱基準はありませんでした。 つまり、一重サッシ+単板ガラスが標準だったのです。

しかし、1997年京都議定書を大きな分岐点として制定された省エネ法が「次世代省エネ基準」です。(平成11年度基準) これは、分かりやすく言うとペアガラス(複層ガラス)が入った窓が性能を満たす基準です。

住宅の進歩・高性能化の中で、その性能を実現するには「窓を断熱化すること」が必須条件であることを初めて盛り込んだ転換期です。 どんなに気密性能、断熱性能が高い住宅であっても、窓が断熱化されていないと、暖房機器の熱エネルギーは約半分にげてしまい、また冷房効率は40%程度消費電力が余計にかかってしまうほど、家全体に悪影響が起きます。

断熱ガラス(ペアガラス)普及への課題

断熱ガラスとは、一般にペアガラス(複層ガラス)を指します。 ペアガラスの普及に伸び悩む要因の一つとして、ペアガラスをはめ込むアルミサッシ窓の「枠自体の問題」があります。

2000年以降の木造戸建て住宅を除いた、ほとんどの戸建て・マンションのアルミサッシ窓のほとんどは、 1枚ガラス用の窓枠なのです。

ガラス厚

一般的なアルミサッシの溝幅
・木造戸建て住宅サッシ 9mmまたは11mm
・非木造ビル用サッシ  14mm(その他11mm~16mmまであります)

標準的なペアガラスの厚み
・木造戸建て住宅サッシ用 12mm〜
・非木造ビル用サッシ   16mm〜

ですから、この1枚ガラス用サッシに入れる事ができません。

いろいろなペアガラスの構造

ペアガラスには、いろいろなタイプがありそれぞれに特色と性能差があります。
構造的要因:中空層が空気層、断熱ガス層、真空層
意匠的要因:アルミアタッチメント付き、またはそのまま施工
これらの違いによって、大きく分けると三種類あります。

ペアガラスの構造

従来型ペアガラス
二枚のガラス間に空気層を設けたペアガラスです。 ガラス厚と空気層で最低12mm厚になるため、そのままアルミサッシにはめる事ができませんから、アタッチメントと呼ばれる補助部材が必要になります。

改良型ペアガラス
二枚のガラス間に狭い断熱ガス層を設けたペアガラスです。 ガラス厚と狭い断熱ガス層で最低8mm厚の構成のため、そのままアルミサッシにはめる事が出来ます。(一部はビル用マンション専用です)

新型ペアガラス
二枚のガラス間にマイクロペーサーを挟み込み真空加工したガラスです。 標準構成は真空層を含めても6.2mm厚ですので、戸建て住宅、マンションどちらでもそのままアルミサッシにはめる事が出来ます。

施工の可否について

様々なペアガラスがありますが、良い点と弱点があります。

従来型ペアガラス
金額面・・・比較的安価なものからありますが、断熱性能も中レベルまでです。
構造面・・・アルミ製アタッチメントが付くので以下弱点があります。
・アルミアタッチメントが結露してしまう
・意匠、耐風圧強度の関係でマンションには使えない
・防火が必要な窓へ適合不可(既存網入りガラスの窓)
・網戸干渉への懸念がある
製品・・旭硝子ペヤプラス全品種

改良型ペアガラス
金額面・・・比較的費用の低いものから、高性能タイプまで様々です。
構造面・・・薄型断熱ガス層のため薄く、戸建て用、マンション用あります。
中空構造が気体のため、耐風圧強度が低く低層マンションまでの適合です
製品・・戸建用 セントラル硝子窓ンナ・マンション用 旭硝子ペアスマート

新型ペアガラス
金額面・・・他品種よりも高価なガラスですが、エコノミータイプもあります。
構造面・・・0.2mm真空構造のため次の特徴があります。
・6.2mm厚のため、どんなアルミサッシでも適合可
・耐風圧性能が高いため、高層マンションや大きなサイズまで対応可能
・防火網入りタイプも10mm厚、マンションなら設置可能
製品・・真空ガラススペーシア・クリアFit(但し、断熱性能は中級レベル)

この様に、同じペアガラスでも性能、強度、施工条件が異なります。 お住いごとのペアガラスの選定は、ご相談下さい。

マンションには真空ガラススペーシアがベストチョイス!

この様に、戸建て住宅でしたら対応できるペアガラスが色々あり、コスト面、性能面で幅広い選択肢があることがわかりました。 戸建て住宅は建物の断熱性(Q値)と気密性(C値)の面で、窓の結露する条件もマンションほどではありませんので、結露の程度によってコストを抑えて効果の出るペアガラスに入れ替える事で結露を抑える事が可能です。

一方マンションの場合、コンクリート造で戸建て住宅の2〜6倍以上気密性能が高いため、同じ室内温度で生活しても換気量、保温性の関係で結露は出やすく、乾きにくい環境になります。

窓ガラスの結露対策を考えますと、必然的に断熱性能の非常に高いペアガラスが必要になり、その最適ペアガラスは「新型ペアガラス」だけになります。 これが、真空ガラススペーシアの最大の需要です。

結露対策の決定版ペアガラス!
新型ペアガラス
真空ガラススペーシア

マンションの結露対策としてスペーシアが最適な理由

マンションに設置

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